やまじろイラストブログ

絵描きに左手デバイスって本当に必要?【TABMATE、Tour Box】

こんにちは、やまし(@yama3practice)です。

 

皆様、絵を描くときに、左手デバイスは使われていますか?

 

右手で描いてるときに、左手でカチカチ操作するこんなやつです👇

 

写真二個目はTour Box なんですが、有名なイラストレーターさん達が、最近(2025/2)こぞって宣伝をしていますよね。

 

それらを見て、気になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

でも…お高いんですよね😂

 

比較的安めのTABMATEでも5千円を超えています。

TABMATE2なんて1万超えてます🙈

 

TABMATE、昔は3千円台で買えてた気がするんですが…インフレって恐ろしい☺

いやまあインフレする社会が健全なんですけども。

 

物価高の今、もし左手デバイスを買って使わなかったら本当に勿体ないです。

 

子育てで時間がない中、なんとか5年絵を書き続けている私が、TABMATETour Box両方を使った経験から

 

本当に要るのかな?
 
板タブ/液タブの横に付いてるボタンで良くない? 
 
買ったとしても使いこなせるのかな…💦

 

そんな疑問にお答えしたいと思います。

 

 

この記事を読むとこんな事が分かります。

 

  • なんで皆そんなに左手デバイスを推すの?
  • 左手デバイスのメリットとデメリット
  • 使いこなすにはどうすれば良い?                                         

 

 

 

左手デバイスって具体的に何?

 

さて改めまして、イラストレーターの左手デバイスとは、こういうやつ👇です。

 

 

 

 

右手で絵を描きながら、左手でやり直し(Ctrl+Z)したり、コピー&ペーストしたりできるツールです。

 

私はつい最近までTABMATEを使っていました。

yamacastle.hatenablog.com

 

そして最近、Tour Box Eliteに乗り換えました。

 

TABMATEがダメだった訳ではなく、Tour Box Eliteが使ってみたかっただけです😂

Tour Box Eliteもすごく良い左手デバイスなので、またレビューを描きたいと思います。

 

Q.左手デバイスって本当に必要?

 

A.絵が上手くなりたいなら左手デバイスを使おう。

 

なぜなら、

使えるようになれば、左手デバイスは神ツールだから。

 

 

つまり、絵が上手くなりたいなら使いましょう。

 

 

必要ですか? じゃないんだ。使うんです。

 

できるかな? じゃない。やるんです。

 

いきなりスパルタな事言ってますが、IxyさんやかかげさんのYouTube見てる影響ですごめんなさい😅

 

もう少し深掘りします。

 

絵が上手くなるのに必要な事は何ですか?

と聞かれたら、

 

「練習」

 

と皆様答えますよね。

 

正解です。

 

でも一つ重要な条件を見落としています。

 

可能な限り良い環境で絵の練習をする必要があります。

 

いかに優秀な人でもブラック企業に入ってしまったら、能力を半分も発揮できずに終わってしまいますよね。

(優秀な人はすぐ転職するだろってのは置いといて😅)

 

弘法筆を選ばず、と言いますが、私達は弘法じゃ無いので選びましょう

 

 

今持っている自分の能力で一番速く上手くなるためにできること

=練習環境を整えること。

 

しかもですよ、良い環境が整ったからと言ってそれだけでは上手くなりません。

良い環境が整った上で、たくさんの練習が必要になるんです💦

 

であれば、お絵かき環境を整えるのはサクッと終わらせて、さっさと練習しましょう。

 

で、本題に戻ると、

左手デバイス=お絵かき環境を整えるのにとても役立つ。

 

だから使おう! なんです。

 

どう役立つんだよって話を次からしていきます。

 

左手デバイスを使うメリット

 

上記のレビュー記事と重複する部分もありますが、

数年前の記事なので五年目の風格を見せつけるため、書き直してみたいと思います😎

 

◇左手デバイスを使うメリット◇

  • 時短
  • 操作性の向上
  • 疲労軽減&利き手保護
  • 姿勢の改善

    結果、いつもと同じ労力で高いクオリティのイラストができる。

 

 

作業時間がグッと短くなる。

 

左手デバイス=時短ツール。

 

何と言ってもこれが一番だと思います。

 

左手デバイスを使えば、ショートカットキーをサクサク使えるから、

絵を描く速度がかなり上がります。

 

もちろん液タブ、板タブについてるボタンを使えばできることもあります。

 

でもタブレットのボタンって10個も15個もないじゃないですか。

 

でも、左手デバイスにはあるんです…!!!

 

ショートカットキー沢山使えます!

 

しかも、自分が使う機能を好きなボタンに割り当てられるものが大半です。

 

よく使う機能×押しやすいボタンに割り当て=さらに時短です👍

 

操作性が良く、作業効率が上がる

 

効率? 時短とどう違うねんって感じですが、

 

よく使う機能が一瞬で使えるということは、

作業の流れが途切れにくくなって、スムーズに創作できる

 

これ結構大きいと思います。

 

想像してみてください。

筆が乗っているときに、

 

あれ、この機能ってクリスタのどこにあった?💦
 
この機能のショートカットって何だっけ???😵 
 
この機能にたどり着くのに何回クリックさせんねん…😿

 

こんなことに煩わされていたら、折角乗っていた筆のテンションも下がるし、ストレスです😅

 

でも左手デバイスに登録しておけば、一瞬です!

 

それこそレイヤーのコピー&ペーストにしても、ボタンをカチカチッと二回押すだけ。

 

描いている方の利き手を使わずにです!

 

疲れにくくなる/利き手の保護にも

 

左手デバイスを使えば、ショートカットキー操作より動作が減るので、当然疲れが軽くなる。

 

疲れにくいってのはイラストのクオリティに直結します。

 

疲れていると、「何かしっくりこないけど、もうこれで良いか…」ってなりません?

 

私はなります。

 

 

ならなかったとしても、「明日やろう」か~ら~の、

永遠に完成しない地獄にハマります😂

 

 

 

ところが左手デバイスのお陰で疲れにくくなると、

もうちょいやろうってなります。

 

今までは50のクオリティを出すのに、自分のHPを全部使い切ってしまっていた。

それが左手デバイスを使ったことでHPが加算され、

 

50のクオリティを出してもまだ、HPが残ってる状態に持って行ける感じです。

 

なので残りのHPを使って、60や70のクオリティに持って行けるようになります。

 

 

またペンでの作業が減るのも大きなメリットです。

 

利き手の動作が減るので、腱鞘炎など使いすぎによる弊害も予防できます。

 

これ、現代人には大事な観点だと思っています。

スマホフリック入力で利き手酷使してません?

音声入力してるよって猛者もいるかもしれませんが、人前ではできないですよね。

 

しかも絵を描いてる私達なんて…

利き手は毎日馬車馬のように働いてくれています🐎💦

 

私のように育児していたら余計に。

 

今後の健康のことも考えて、作業は両手で分散させましょう。

 

 

姿勢が良くなる



また左手デバイスを使うと前のめりになりすぎず、正しい姿勢でイラストが描けるようになります。

 

結果、肩こり、腰痛の予防や軽減になります。

 

座り仕事のイラストレーターの天敵、それは

 

腰痛、肩こりです。

 

姿勢が良くないと、バランスを取るため本来使う場所ではない場所を使い、体のそこかしこを痛めたり身体的な負荷が増えてしまいます。

 

まあだいたいは肩こりと腰痛になりがち😅

 

体の不調を抱えたままイラストを描くのは結構キツい💦

 

つまり良い姿勢というのは、絵を描き続けるためには見逃せない要素なんです。

 

え~姿勢くらい別によくない??

 

と思われたそこの方!

 

断言します。

あなたは10代か20代、もしくは30代前半ですね……?

 

 

年長者にアレコレ言われて「うざ~☹」ってなることもあるでしょう。

 

が、これだけは言いたい。

 

健康面についてだけは、年長者の言う事を聞くんだ…!!

 

体は…体は大事にするんだ…(魂の叫び)

 

まあ場末の絵描きの私が何を言っても、説得力が無いと思います。

代わりに投資の神様と呼ばれているウォーレン・バフェットさんの言葉を載せておきます。

あなたが車を一台持っていて、一生その車にしか乗れないとしよう。当然あなたはその車を大切に扱うだろう。必要以上にオイルを交換したり、慎重な運転を心がけたりするはずだ。

ここで考えて欲しいのは、あなたが一生に一つの心と一つの体しか持てないということだ。

 

 

資産1,500.61億ドル(2025年現在)のじーちゃんは言う事が違うぜ…

円じゃないよ。

ドルだよ、ドル。

 

体はいたわりましょう。

左手デバイスを使うんだ。

良い椅子も使え。

おすすめはオカムラ

 

あと歯医者にも行くんだ。

 

 

姿勢の点に関しては、置き型のTour Box Eliteよりも、手で持って使えるTABMATEの方がメリットが大きいかなと思います。

 

もちろんTour Boxでも置き場所を考えれば正しい姿勢で使えますので、好みではありますが。

 

左手デバイスを使うデメリットと解消法

 

そんな回し者みたいな事ばっか言って、デメリットもあんだろ?

 

そりゃそうです。

物事には何でもメリットとデメリットがあります。

そのデメリットと解消法をお伝えします。

 

◇左手デバイスを使うデメリット◇

  • デメリット1:使いこなすのに時間と労力がかかる
  • デメリット2:お金がかかる

 

デメリット1:使いこなすのに時間と労力がかかる


左手デバイスは使いこなすまでに時間がかかり、特に多機能なデバイスは設定が複雑で分かりにくいことがあります。

 

解消法:

習うより慣れろ。

 

もうこれしかない。

実際使ってみないと慣れません。

 

ただ心理的ハードルが高いという方は、いきなり大事なイラストを描くのに使うんじゃなく、

練習絵とか模写とかそういうお手軽なイラストから導入してみると良いかもしれません。

 

そうすると、

 

この機能いらないな 
この機能よく使うから押しやすい場所に欲しいな

 

など、自分好みにカスタマイズするためのヒントが自ずとわかってきます。

そうなればその都度、設定画面を開いてカスタマイズするだけ。

 

そうやって使っていけば、慣れるどころか、

いつの間にか手放せないアイテムになっていきます。

 

あと意外と設定は簡単で、分からなかったら調べれば割とすぐ出てきます。

タブレットiPadを使えている人種なら大丈夫です👍

 

デメリット2:コストと維持の問題


当然ながら左手デバイスの導入にはコストがかかります。

 

 

TABMATE

5千円〜1万強

 

 

Tour Box 

1万〜4万強

 

下位機種だとそこまででもないですが、導入のコストとしてはなかなかです。(値段は2025年のもの)

 

壊してしまったら買い替えも必要になるので、ランニングコストも考える必要があります。

 

解消法:

これはもう上にあげたメリットなどを踏まえ、価値と価格が見合うか考えるしかないです。

 

  • 購入前に十分な調査と比較を行い、コストパフォーマンスの高い製品を選ぶ
  • 落下しないように置き場を考える
  • 故障に備えてバックアップの入力デバイスを用意する

 

落とすリスクに関しては、Tour Box Eliteは底に動かないようゴム?が貼られているので、大地震が来ない限りは基本的には大丈夫だと思います。

 

TABMATEは、心配なら使っていない時は何らかのケースに入れておいても良いかもしれません。

買った時のケースに入れておくのが一番コスパ良くて安心かもしれません。

 

しかし何にせよ、左手デバイスはお絵描きが上手くなろうと思ったら必須アイテムです。

導入を見据えて、どうデメリットを解消できるか考えていきましょう。

 

◇まとめ◇

左手デバイスは、買わなければ損レベルの神ツール。

比較検討して買おう。

 

TABMATEに関してはこちらもどうぞ。

 

 ではまたー。

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