【イラスト上達】お絵かきデバイス「TABMATE」を半年使ってみた感想

こんにちは、やましです。

今日は今年の二月に買ったTABMATEを半年使ってみてどうだったか、を書いていこうと思います。

感想と言いつつ、TABMATEの回し者かってくらい推すので、お気をつけください。

ちなみに他の左手デバイスは使った経験がないので比較はできませんし、他のデバイスでも共通のメリットもあると思いますが、少しでも参考になれば嬉しいです😊

はじめに
- セルシス公式サイト
- 使用画材
メリット
デメリット
メリット・デメリットのまとめ
どこで買うのがお得？
- ◆クリスタを持っていない場合
- ◆クリスタを持っている場合

はじめに

セルシス公式サイト

公式の説明はこちらから読めます。

1番売れてるグラフィックスソフト【CLIP STUDIO PAINT】

使用画材

私がTABMATEと一緒に使っているのはこちらです。

パソコンはDELLのラップトップです。

□ソフト

CLIP STUDIO PAINT PRO

体験版DLはこちら→ペイントソフト CLIP STUDIO PAINT 無料体験版のダウンロード

□画材（器材？）

XP-Pen 液晶タブ Artistシリーズ IPSディスプレイ 15.6インチエクスプレスキー6個 Artist15.6

メリット

1．作業効率がUP

これが第一にして最大のメリットです。

つまり、時短ですね。

これは他の左手デバイスでも言えるメリットというか、左手デバイスを買う動機の八割はこれだと思います。

本当に格段に早くなりました。

もちろん慣れるまでに多少の時間はかかりますが、それを差し引いても余りある時短効果です。

今まで全てペンでアイコンをクリック、もしくはメニューバーの階層を下って行っていた作業がボタン一つでできるわけですからそりゃ時短です。

ショートカットをおぼえても良いですが、あれ、結構押しにくい組み合わせもありますし、キーボードを常に配置しとかなきゃだし、覚えるの面倒ですよね😂

さいとうなおき先生も20％ほど作業効率がUPしたとおっしゃっていましたがうなずけます。

では描くのが早くなるとどうなるか。

ワンドロのように時間制限があるものはわかりやすいかと思いますが、時間を無限に使える趣味のイラストでも効果を発揮していると思います。

TABMATEなしの頃より体力が残るようになる

→イラストのクオリティが上がる。

の図式です。

机上の理論ではありますが、私自身これを実感しています。

体力を100だとして、今まではAレベルにたどり着くのに100使い果たし「もうこのくらいで良いか………疲れ( ˘ω˘ ) ｽﾔｧ…」となっていたのが、TABMATEのお陰で70で済む。
その結果、のこりの30で「この前見たこの技法試してみよう」とか「ここが気に入らないから直してみよう」と改善ができるようになり、A＋にクオリティが上がる感じです。

もちろん、余った体力で読めなかった漫画や小説読んだり、リフレッシュやインプットもできます。

二〇代の方や体力に自信のある方はピンと来ないかもしれませんが、体力無いと漫画を一冊読むことすら億劫に感じるんですよ……。

つら😇

例えるなら左手デバイスは絵描きにとっての自転車みたいなものかなぁと。
自転車なら大安売りしている遠くのスーパーにだって挑戦できるけど、徒歩だと近くの特に安くないスーパーにしか行けない。みたいな。
へたくそな比喩を使いがちなオタク。

2．右手の負担が減る

TABMATEが無ければお絵かき中の描画はもちろん機能の切り替えなど、ほぼ全て右手で行う動作になってしまいます。

結果どうなるかというと、右手が疲れます（当たり前）。

私は筆圧が強いのもあってちょっと根詰めて描くとすぐ腱鞘炎のようになっていました。

ですが、TABMATEを使い出してから左手が作業を負担してくれるので右手が楽になりました。

タブレットには左手で操作するボタンもありますが、多いものでも8つくらいでしょう。
Ctrl＋Sは必ず割り当てるとすればあとはもう7つです。
描いてると分かると思うのですが、少ないですよね。

あとあまり細かい設定（押している間だけ切り替わるなど）はできないものも多いと思います。

ちなみにTABMATEの「押している間だけ切り替わる」のがとっっっっっっっても使いやすいです。
いちいちペンのアイコンを押さなくてもペンに戻るので、すぐに続きが描き始められます。
いうことなしに快適です👍

いちいちペンのアイコンを押して戻るの地味にストレスなんですよね………。

3．クリスタの場合、接続が簡単

これはTABMATEというクリスタの専用デバイスならではの利点です。

Bluetooth接続なのですが、パソコンに認識されればすぐさまクリスタで使えました。

Photoshopなどで使う場合はもう少し手順を踏むんだと思いますが、そこまで雑多でも無いんじゃないかなと思います。
Photoshop使いのさいとうなおきさんもよくTABMATEを推しているので。

4．値段が安い

以前私が左手デバイスとして買おうか迷っていたもののなかに以下のようなゲーミングキーボードがあります。

しっかりしたものを買おうとすると数万円～でした。

Razer Tartarus Pro 左手キーパッド 20個のアナログ動作スイッチホイール付 8方向サムパッド 32キーすべてをカスタマイズ可能【日本正規代理店保証品】 RZ07-03110100-R3M1

が、TABMATEはクリスタを持っていれば公式サイトで3,500円です。

持っていなくても5,500円くらいで買えます。

※2021年4月追記：価格が変更されました。

　3,500円⇒4,500円

　5,500円⇒7,000円

安いデバイスとしてテンキーボードなどもありますが、費用対効果で言えばTABMATEが安いと思います。

当たり前ですが、お絵かきに特化したデバイスではないので上手く機能するかも分からないし、お絵かきで不具合が起きたときに公式の保証が無い。

デメリット

1．切り替えが面倒。

TABMATEはボタン数はそこまで多くないので、モードが四つあり切り替えることで多くの作業ができます。
モード1の時に左右反転だったボタンが、モード2の時には消しゴムになるなどです。

ただ、ほぼ一つのモードしか使ってません。

一応線画と着彩を想定したボタンをそれぞれのモードに割り付けたんですが、結局ずっと線画モードで塗ってます。

なんか、私には微妙に切り替えが面倒でした………。

私が使いこなせていないってだけなんですが、一度押し間違えると自分が使いたいモードに戻るのに三回切り替えボタンをおさなきゃいけないってのが地味に面倒。
2モードくらいで良かった。

これは本当に個人の感想で、四つあってくれて良かった！！　って人も居ると思うので、ご参考までに。

2．どこにどの機能があるのかわかりにくかった。

これは最初本当に割り当てに時間がかかりました。
あまりそれについて触れているサイトも無くて、自分で以下の記事にまとめました。

yamacastle.hatenablog.com

サイトが無さ過ぎて、どこかに公式の超絶丁寧な解説があって私だけが見つけられていないのかも？　と今でも疑っています。
もしそうだったら上の記事が無駄すぎるので、誰か教えて欲しいです😂

3．たまに反応しない時がある。

クリスタを落とさずにTABMATEだけ落として、再度スイッチを入れると反応しないときがあります。

クリスタの再起動をすれば直りますが、急いでいるときは面倒です。

これは私のパソコンのスペックのせいだったりするかもですが、そこまで低スペックでもないのでちょっと不満です。

まぁ、TABMATEに限らずPC機器にはよくある事象だと思うので、あんまり気にしてませんが一応デメリットとしてあげておきました。

メリット・デメリットのまとめ

TABMATEの特徴
デメリット	切り替えが面倒	機能割り当てがわかりにくい	たまに反応しない
メリット	作業効率UP	右手の負担軽減	接続が簡単（クリスタの場合）	値段が安い