こんにちは、やましです。
だんだん記事の顔ぶれに面白みが無くなってきたので、
今日ははてなブログのお題、「私の勉強法」を借りて記事を書いてみようと思います。
簡単に私の現状を説明すると
・子持ちであまり自由時間なし
・アラフォーで体力も気力も落ちまくり
どうにも新しいことを始めるには向いてない感じがひしひしとします😅
そんな状況の中、どうやってイラストの勉強を続けているのか?? について書きたいと思います。
はじめに_練習の成果は?
初めてこのblogを読まれた方もいらっしゃると思うのですが、勉強法についていきなり語られても、そんな偉そうなこと言ってるけど実際効果出てるの?🤔 ってなりますよね。
私はなります😂
お肌ガッサガサのBAさんにこの化粧水良いんですよ~と勧められても、全く購買意欲が湧かないのと一緒です🙄
と言うわけで、イラスト練習継続200日間の結果をあげてみます▼
もう一度言いますが、
私は、子持ち&アラフォーです!
手前味噌で申し訳ないですが、その割には頑張ったと思いませんか?
最初が下手すぎるだけという感じもしますが、練習を開始&継続しなければ、今も2019年6月の画力のままだったんです。
もちろん現在も胸を張って「私は絵が上手いです!」とは言えないのですが、練習を続けた意味は一応感じてもらえたのではないでしょうか。
練習100日経過。画力はどう変わったか。 - やまじろイラストブログ (hatenablog.com)
▼練習一年目の成果はこちらイラスト初心者が独学で一年練習した成果は?アラフォー子持ちはどれだけ上達したのか - やまじろイラストブログ (hatenablog.com)
勉強法というより継続方法
いよいよ本題です。
三十云年生きてきて学んだのは、勉強は反復と継続の連続だと言うことです。
馬から落馬するみたいなことを言っていますが、結局は続けたもん勝ちだなと人生30年以上生きてきて、本当に痛感しています😰
はじめから10できる人でも途中で止めてしまっては12、13止まり。
しかし最初は2、3の人でも継続していればいつか100になります。
もちろんはじめから10出来る人が継続していれば100になるのも早いです。
偉そうに書いてますが、私も途中で止めてしまって中途半端になってしまったものが多々あります………(:3_ヽ)_
そしてイラストもその中の一つでした。
今度こそ継続するぞ、という怨念のような意気込みのもと、とりあえず続ける、を目標に勉強に励んでいます。
なので、この記事ではいかにして継続するかを中心に書いていきたいと思います。
継続しやすい環境を作る
先達に学ぶ
かっこつけて書いてますが、つまりは良い参考書、教本を使うってことです。
さもありなん、って感じですね😅
でもこれ本当に大事だと思っています。
先達が何年、モノによっては何十年もかけて得た知見や知識が金を積めば教えてもらえる(言い方)んです。
使わない手はない。
しかも無料で技法を公開されてる有難いサイトさんもあります。本当に有難い🙏
「我武者羅に手当たり次第時間をかけて何でも描いていればいつか上達する。」
もちろんこれ↑も真理だと思います。
10代ならこれも良い。
ですが、30代も後半にさしかかろうとしている&子持ちの私にそんな時間も体力も残されてない!(自分で言ってて辛い!😂)
そして習い事はやはり守破離。
基礎がしっかりしてないと応用なんて効きません。
しかも年を取ったせいか、気が短くなっているので成果が出ないとあっさり止めてしまいます。
※最近、新しいドラマも開始15分で面白くないとやめちゃいます……(ヽ´ω`)
逆に言えば、早く効果が出ると継続する気力が湧きます。
そうするとやはり必要なのは、教えを請うための優れた師匠です。
ですが、大人はなかなか習いに行く時間がとれません。そもそも良い先生かどうかの見極めも難しいです。
私も子供連れではそうそう絵画教室にも行けないし、月額制のネット講座なんかも料金分ちゃんと活用できるか怪しい………。
そこで自分のペースで進められる書籍テキストを師に選びました👨🏻🏫
テキストの選び方
分野によって具体的な勉強方法は多岐に及ぶと思いますが、
初心者向けイラスト上達法としては何を置いても、模写!!
これに尽きるとどこを見ても書いてあります。
つまり字を追ってるだけでなく、本のイラストを全部模写しろってことみたいです。
「学ぶ」は「真似る」から来ているとはよく言われていますが、本当にそうだなと思います。
(もちろん、本当の初心者を脱した後は真似る(模写)だけではダメですが😅)
ともかく技法書とは言っても結局は模写の対象を選ぶことになると思います。
模写には、写真や好きな漫画の模写、時間制限のあるクロッキー等いろいろありますが、
模写する対象を選ぶ際に最低でも気をつけることは、
- 自分が目指すもの
- 正確/優れたもの
の条件を満たしているか、です。
デフォルメキャラを描きたいのにリアル八頭身デッサンばかり描いていたり、下手くそな絵を真似ていたって遠回りですしね。
もう一つ、写真ポーズ集なら2の条件は軽くクリアしているのですが、初心者に三次元は結構ハードルが高かったりします。
個人的には、イラスト模写の方がとっつきやすいかなと思います。
実際、私はそうでした。
ちなみに
- 等身の高い人物を描きたい
- 本をじっくり見て描きたい
- 写真模写が苦手
こんな私が師匠=模写対象に選んだのは、ルーミス「やさしい人物画」です。↓↓
テキストを探しいろいろな方のサイトを読み漁ったのですが、どこに行っても参考書としてあげられていたのがこの本でした。
そんな何回も出てきたら気になるやないか………と買いましたw
何回か投げ出したいと思いつつ、現在167ページです。
やさしいとは名ばかりで、あんまり優しくないのですが、画力は確実に上がりました。
お勧めです👍
「楽」をする
勉強って本当にしんどいです(ヽ´ω`)
でも頑張らないと身になりません。
でもその「頑張る」のがしんどいんですよね………😭
でもそこは譲れないので、それ以外で「楽」をすると良いと思います。
良い道具をそろえる
上のテキストとも若干かぶりますが、使用する道具は良いモノをそろえるのが絶対お勧めです。
弘法筆を選ばずとは言いますが、だって弘法じゃないんですもん。
弘法じゃないから勉強するんですしね😂
やりやすい道具を使えば初心者でもそれなりになんとかなって、いけるのでは?? と言う気分になります🙌
具体的には、百均じゃなくて文房具屋で買う、〇〇で代用できると書いてあっても専用のものを買うとかそういうことです。
高価なものじゃなくても、出せる範囲で最良のものを揃えるのが良いです。絶対。
なんといっても揃えた道具を机に並べるとモチベーションが上がります。
視覚効果がやる気に与える影響って結構馬鹿にできないと思っています。
私の場合は液タブとCLIP STUDIO PAINT PRO です。
◆液タブ
実は、10年ほど前にアナログからデジタルに移行しようとペンタブ(板タブ)を購入したのですが使いこなせませんでした………。
調べると、私のようにアナログで描くのに慣れている(10年前の話ですが)人にとっては、液タブの方がとっつきやすいと言う情報がありました。
なので板タブの方が確実に安いのですが、私は楽な方を選びました。
板タブで一度挫折した方は、もう一度板タブで挑むのも良いと思いますが、私のように思い切って安い液タブに挑戦してみるもの手だと思います。
ちなみに私が使っているXP-penさんなんかの中華タブはなかなかリーズナブルなのでお勧めです。
XP-Pen 液晶タブ Artistシリーズ IPSディスプレイ 15.6インチ エクスプレスキー6個 Artist15.6
私は大きめがやりやすそうだったので、15.6にしましたが、小さめの11.6インチなんてのもありますし、最新機種でも割と安価で手に入ります。
※アマゾンさんはよくセールもされてるので、それをめがけて買うとさらに安くなります!
XP-Pen 液晶ペンタブレット 液タブArtist12 11.6インチ 最新六角スタイラスペン 72%色域カバー 6個エクスプレスキー タッチパッド 付属品6点セット
もちろん、余裕があって最初から天下のWacomの液タブ買えるようなら断然そっちが良いと思います(羨ましい😭)。
公式サイト▼を見に行っては、いいなぁ~と呟いてます。
いつか、大きい液タブ買ってブログでレビューしたいです。
今はスマホの無料アプリで、指でもかけます。
ですが、大きい画面で描くのが一番楽そう&どうせ有料ソフトが欲しくなると思ったので、最初からCLIP STUDIO PAINT PRO を買いました。
楽できる点としては、以下の三点の理由が挙げられます。
- みんなが使っているから参考動画・資料が抱負
- サービスが充実しているので質問したら、だいたい返ってくる
- そんなに高くない(約5000円の買い切り※Proの場合)
特に上二つは、右も左も分からない初心者には良いですよね。
ソフトで悩まれている方は、一度お試しで使ってみても良いと思います。
▼無料体験版DLはこちら▼
ペイントソフト CLIP STUDIO PAINT 無料体験版のダウンロード
講座を受けてみる
そのほか「楽をする」ためには講座を受けて、プロの教えを請うなんてのも良いと思ってます。
独学にない講座受講のメリットはこの辺↓だと思います。
- 上達のための情報が容易く手に入る(情報収集が楽)
- 強制力が発生するので継続しやすい(継続のため必要な労力が下がる)
デメリットはお金がかかることですね😇
(何を言ってるんだ?)
個人的におすすめなのは、以下2つです。
空気感……プラスしたいー!!!
他にも背景やアナログイラスト、デフォルメイラストなど多彩な講座があります。
クロッキーや模写など基礎練習というよりは、色塗りや表現方法に関する講座が充実しています。
しかも、初月100円で始められます!
お得なキャンペーンもしていたりするのでチェックしてみる価値ありです!
お金大事!!
ちなみにイラスト以外にもクラフトなど、趣味系の講座も抱負です。
この辺とかめっちゃやりたい………。
キットも用意してくれるので、これから始めたい人にはうってつけだと思います。
★パルミーの講座が見放題!月謝制お申込み|お絵かき講座パルミー
講師の方の動画を見て、オンラインで学ぶやつです。
こちらは、イラストに特化しているので、クロッキーの描き方など基礎練習から網羅している感じです。
こちらは一ヶ月無料お試し期間があります。
★公式URL⇒パルミーの講座が見放題!月謝制お申込み|お絵かき講座パルミー
私自身は、受けよう受けようと思いつつ、なかなか手が出ていませんが、
お絵かき仲間が受講していて、人体が上手になっているので、ここに書いてみました。
自らに苦行を課しても意味は無いです。
もちろん、500枚描く、毎日描くとかそういう意味のある目標なら良いと思います。
が、鉛筆は上達するまで高いものは買わない!安くて書きにくいものを使う!、見にくい上に合わないテキストだけど買ったから最後までやり遂げる! とか謎の苦行はいらない。
余程のドMじゃない限り、辛くてやめたくなるだけだと思います😂
あと、よく見る「独学で上手くなった人の方が偉い」という謎理論も、上達の妨げだなーと思ってます。
独学、講座受講、それぞれ合う人合わない人がいるので、合わない選択肢で頑張っても苦しいだけです。
勉強は苦しいモノですが、やらなきゃ上達しない。
なのでやり続けるためには金にものを言わせてみたり(言い方)、楽をすれば良いんだと思います。
先述した「やさしい人物画」も、三次元→二次元変換が苦手だったので、楽をするために選んだとも言えます。
ちなみに、続けたお陰で今は三次元→二次元の写真模写の苦手意識はなくなりました👍💨
楽しむ
掛詞みたいになってますが、やはり継続に一番寄与するのは楽しむことだと思います✨
デッサンもやり出すと楽しいのですが、人間だからどうしても気が乗らないときがあります。
そういうときは好きな題材を描くようにしています。
たとえば私はスーツが好きなんです。
なので↓を描いたり、
軍服も好きなので、↓を描いたりしています。
脇目も振らず基本書を一冊まず終わらせるのも良いと思いますが、これがなかなかしんどいです……😫
私は飽き性なので特に。
なので時たま好きなものも挟みながら描くと、気分転換になります。
また、「ここ苦手なんだ」と気がつけたり「○○が描けるようになってる!
基本書のお陰だ」と実感したりして、基本書へのモチベーションがまた上がったりもします。
SNSを活用
このブログ自体もそうなのですが、練習している方とつながりを持つのも効果的だと思います。
私は絵の練習を始める際に、練習用のツイッターアカウント(@yama3practice)を新たに追加しました。
それまでは字書きオタクアカウント一つのみでした。
そして、イラスト練習されている方を片っ端からフォローして、練習絵をいいねしまくっています。
練習している方と繋がって何が良いかって、モチベーションの維持が楽(容易)になります。
ストイックな方なら一人でもくもくと描いて苦しいときも投げ出さず続けていけるのでしょうが、残念ながら私は凡人なので無理です(断言) 😭
具体的には、
メリット
- 今日面倒くさいなと思っても、他の方が練習絵をあげているのを見ると、五分だけでもやろうかと言う気分になる
- 練習絵にいいねしてもらえると嬉しいのでまた頑張ろうと良い方向に気持ちが向かう→楽しいにも繋がる
- 仲良くなり、そのアカウントを見るのが日常になるとイラスト練習も日常になる
- イラストに関する情報収集ができる
特に最後はアカウント追加時には意図してなかったメリットでした。
私はCLIP STUDIO PAINT PROを使用しているのですが、お役立ち機能だったり活用方法だったりがどんどん流れてきます🥳
また、実際に使用している方から教本の使い勝手なんかも聞けます。
このご時世、サイトのレビューも信用できるようなできないような感じですし、助かります。
がしかし、もちろんメリットばかりではありません。
デメリット
- 上達してきたなと思っていた矢先、凄まじい画力の方を目の当たりにして自信喪失
- もともと自分より下手だったり、遅く始めた方にいいねの数を抜かれたりして凹む
- 何もしたくない時にやる気満々の人を見て余計に憂鬱になる
なんてことが起こります。
そこで次のテーマです。
人と比べない
ここは性格にもよるのですが、とにもかくにも、他人と比べても意味ない、と頭にたたき込みます!!(突然の荒療治)
でも真面目な話、コンペに出すのなら多少は相手を分析して~なんてのももしかしたら必要になるかもしれませんが、練習、勉強段階だと悪い影響の方が多いです。
上手な人を見れば落ち込むし、
上手でない人ばかりを見ていると研鑽を怠ります。
大事なのは、他人と比べるのではなく、過去の自分と比べる!
ことなんだそうです。
昔、大学での特別講座に来ていた弁護士先生が繰り返しおっしゃっていた言葉です。
ただ、人と比べるなと言ってもどうしようも無いことはあると思います。人間だもの。
なので、私なりに編み出した対処法は、謙虚になること。です。
卑屈じゃないです。謙虚です。
私なんかと卑屈になると、本当に私なんかレベルになっちゃうそうです。
あと、それを言われた周りも困ります(これは本当、困ります😫😫😫😫)
具体的には、まだまだだけど私も頑張っているし、これから頑張れば伸びる。
と思っておく感じです。
ちょっと謙虚とは違うかな?
要は、努力は褒めつつ、足りない部分があることを自覚するのが大事ってことです。
人によると思いますが、高く育った鼻っ柱をへし折られると本当に辛いです。
なので謙虚の心構えでいた方がショックを受けることは少ないです。
ちなみに、これはあくまでも私の場合で、凹む回数を最小限に抑えることを目的にしています💦
へし折られてもへし折られても悔しさをバネに上を目指せる人はこの限りじゃ無いと思います。
あと、私は「この人より私の方が上手い」などと傲りそうだなと思ったときに↓を思い出すようにしています。
- 「自分と同じくらい」は客観的に見て、自分よりかなり上
- 自分より少し下手だなーくらいが自分と同じレベル
自分の作品は見慣れている&好みのモノを描いているのだから、
よく見えて当たり前。
そのアドバンテージが無いのに同じレベルに見えるならば、実際は相当上のレベルというわけです。
そもそも比べることが間違ってることを思い出せれば一番なのですが、応急処置としてはなかなか機能します😂
繰り返しますが、間違っても卑屈にはならないことも大事です。
私なんて~私の絵なんて~になると負のループから抜け出せなくなります。
まとめ
最後、精神論に偏ってしまいましたが、練習継続には自分に対する飴とムチの使い分けが大事だなぁと痛感しております。
勉強や練習は基本どうしても辛いものです😱
ですが、それを緩和したり楽しいモノに変えられる手段はなんでも使っちゃえば良いと思います。
だって勉強は続けた者勝ちです!!から。
私も勝てるよう、これからも楽しつつ楽しみつつ頑張りたいと思います💪
とは言っても、どうしてもやる気が出ないときもあると思います。
人間だもの。
ということでそっちの記事も書きました。
▼「やる気が出ない」の対処法についてのまとめはこちら
やる気が出ない時に試したい3つのこと~「とりあえず始める」が効かない時は? - やまじろイラストブログ (hatenablog.com)
ここまで、乱文、長文、読んでいただき有り難うございました。
ではまたー。
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