こんにちは、やましです。
相変わらず、細々とイラスト上達に向けて練習しております。
今回は 前回掲載したあけおめイラストの手順と塗り方の備忘録です。
0.使用画材
CLIP STUDIO PAINT PRO 公式ガイドブックモデル
XP-Pen 液晶タブ Artistシリーズ IPSディスプレイ 15.6インチ エクスプレスキー6個 Artist15.6
1.参考資料
2.手順
1.ラフ
いつもながら背景はふんわりです。
今回はお正月なので「和柄の大漁旗風太陽でも入れときゃ良いでしょ」と思ってました😇
腕が難しすぎ&足とのつながりがわからない! と死ぬほど適当に描いてます。
※これが後で悲劇を呼ぶ…… 😂
結構模写してるつもりなのに、人の関節が分からないよ。
でも軍帽は一発描きなのに、なかなか上手に言った気がします。
これが好き(性癖)の勝利。
2.線画
早速、ラフから軍帽と杯の位置が変わりました。
軍帽を左手に持たせてましたが、よく考えたら軍帽見せつけてどないすんねん……となったので、正月絵っぽくお屠蘇用の杯をメインに据えました。
でも折角描いた軍帽を消すのは忍びないので手間のテーブルを急遽追加。
そして今回はベタ影を入れました。
上にラスターレイヤーを追加し、最も暗い影になる場所、線の交差する場所などを塗ります。
□比較
些細な差ですが、私のこんないい加減なベタ影でも、あった方がそれっぽい感じがします。
3.下塗り
軍服は黒か紺か緑にしとけば良いので配色に気を遣わなくて楽です😊
今年の抱負は「下塗りの方が良かった現象を駆逐したい」なので、ここからが問題です。
4.塗り
影に四苦八苦しながら塗りました。
相変わらず光源が不明(-_-)
背景の金箔霞は素材を使用しています。
飾緒とともに下記します。
5.線画色変え&仕上げ
線画の色替え方法は↓の記事にあります。
今回はグロー効果はかけませんでした。
※フォロワーさんに左目が少し近いかも? と教えてもらったので、直してみました。
3.備忘録
□最終的なレイヤー構成
※いつも訳分からなくなるので自分用に保存。
今回も目と顔の輪郭は別にコピーして上に置きました。
濃度100パーセントだと逆に浮いてしまうので、66パーセント(フォルダ全体)になっています。
□使用した素材
今回もクリップスタジオさんのASSET経由で以下の素材にお世話になりました。
言うまでもないと思いますが、
向かって左から、背景の迎春、金箔霞、飾緒(しょくちょ)×2、杯の柄です。
左から二番目さんだけ有料ですが、年末年始の使用でログインボーナスがもらえたのでそちらで購入しました。ありがたや🙏
□金色の塗り方
こちらの生地を参考に、色を選びました。
これまでの拙い色塗り経験の中で気がついたのですが、
キラキラ感を出すには、
1.発光レイヤーでのハイライト
2.下地に暗い色を置く
(色のギャップによってハイライトが際立つ→キラキラ感が増すの構図だと思います。)
の二点が重要ということです。
知ってるわ! って方も多いと思いますが、私は2にあまり考えが至ってませんでした。
□白塗りされた素材の塗り方
線画を見てもらうと分かるのですが、今回の飾緒のように透過ではなく、白で塗りつぶされた素材があります。
私は多くの方と同じように、
線画レイヤーをフォルダにまとめ、その下に彩色レイヤーフォルダを作る方法で塗っています。
そうすると白塗りされた素材だと色がつきません。
なので実はこれまで塗り方が分かってませんでした。
今までは靴紐だったので白のまま使ってました………😵
今回は金色に塗らねばという使命(単なる好み)があったので、ちゃんと調べました。
そして答えは……
線画の上に乗算レイヤーをつくりクリッピング し、塗る!!
めっちゃ簡単だったww
↓線画フォルダがこんな感じになります。
クリッピング(朱色の線が横にある)されたレイヤーが飾緒の彩色です。
彩色レイヤーフォルダー内では無く、線画フォルダー内に彩色レイヤーが紛れ込む形になってしまうのですが、下塗りの手間がないのでこれはこれで楽だなと思いました。
先人の知恵を借りずに自分の頭の中だけでやっちゃうと無駄に苦労するという典型でした。
四角い車輪の再発明を防ぐにはやはり調べるの大事です。
4.反省点
ではまたー。
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