こんにちは、やましです。
今回はQbellさんのアイリスという音声操作ソフトのプロモーション記事になります。
つまりSiriみたいに、声でペイントソフトを操作する素敵な商品の紹介です!
ちなみにクリスタだけでなく、他のソフトでも使えるそうです。
私個人の意見では偏りが出ると思い、
「音声で操作する」と聞いてどんな点を不安に思うか、意見をイラスト仲間から募集しました。
その中で多かったものについて回答していく記事になっております。
プロモーションとは言え、ネガティブなことも書いて良いよと公式さんからお許しが出ているので、忌憚ない記事を書いているのでご安心ください。
この記事で検証する不安要素
はじめに
アイリスって何? の話と、私の作業環境を紹介します。
アイリスって何?/公式の説明抜粋
本製品は【声】でショートカットキー入力(キーボード・マウス入力)が出来る、次世代のお絵描きアシスタント・アプリです。
ふむふむ
へー
肩こり、腱鞘炎でお悩みの絵描きさんや漫画家さん、また片手で資料を持ちながらお絵描きしたい方にも『アイリス』はお薦め!
なんだって???
※肩こりに反応。
正直、TABMATEだけで満足していたので、要らないかなーと思ってたんですが、肩こりと聞いて俄然前のめりになるやまし。
TABMATEも肩こり軽減効果に釣られて買いましたw
ともかく、健康にも良い画期的なソフトなようです。
あと声でペイントソフトを操作できたら、なんか式神使いみたいで楽しそうです。
公式サイト
◆Twitter⇒Qbell🎙️音声操作でお絵描きアシスト🎨🌟 (@Qbell_JP) / Twitter
◆アイリスの購入サイト⇒
ペイントソフト用音声認識アシスタント 『アイリス』 | Qbell
◆使い方説明のYouTubeはこちら⇒
好きな言葉(セリフ)で音声操作できるお絵かきアシスタント「アイリス」★各ソフトを「同じ」音声コマンドで操作!! - YouTube
こちらのYouTubeの再生リスト一通り見ると、使い方は分かるので有り難かったです。
使用画材
私がアイリスと一緒に使っているのはこちらです。
パソコンはDELLのラップトップを使っています。
□ソフト
体験版DLはこちら→ペイントソフト CLIP STUDIO PAINT 無料体験版のダウンロード
□画材(器材?)
XP-Pen 液晶タブ Artistシリーズ IPSディスプレイ 15.6インチ エクスプレスキー6個 Artist15.6
□左手デバイス
レビュー記事はこちら▼
Qbellさんは、こちらの記事を読んで声をかけてくださったようです。
光栄です。
では、場が暖まったところで(?)不安要素に答えていきます。
音声操作ソフトの不安要素を検証
1.ソフトは重たくないの?
結論:サクサク動きます。
もちろんお使いの機器のスペックにもよると思います。
私のパソコンのスペックはこちら▼
言うてもノートパソコンなんで、めっちゃ高性能ってわけじゃないです。
古いし。
ペイントソフトがちゃんと動くパソコンなら気にならないとは思います。
もし不安な方は、アイリスさんのページから無料お試し版をインストールできるので、
実際に使ってみるのが確実です。
□公式サイト⇒ペイントソフト用音声認識アシスタント 『アイリス』 | Qbell
2.マイク買わなきゃいけないの?
使った結果:パソコンの内蔵マイクがあればOK。
▼パソコンの内蔵マイクで使ったところ▼
Qbellさんの音声操作お試し①
— やまし@イラスト仕事受付中です。 (@yamacastle3) 2021年6月11日
※私の声が出ます。 pic.twitter.com/fBjsP8khgb
ご覧のとおり、特に問題はなさそうです。
マイクが内蔵されているか、 パソコンのスペックを確認してみてください。
今まで、パソコンで通話したことがある方なら大丈夫です。
ただ、やはりパソコンから離れるとどうしても認識が甘くなります。
ヘッドセット型のマイクがあった方が良いのは良いです。
※公式さんおすすめのマイクはのちほど。
3.曲を聴きながら/動画を見ながら操作できるの?
つまり、自分の声以外の音が、操作の邪魔をしないかということですね。
2つの項目について検証します。
①誤作動しないか
結果:誤作動はしませんでした。
そもそも操作する際に、「アイリス」と呼びかけてから操作を指示します。
曲の歌詞にアイリスが出てくる可能性は低いですし、
たとえ出てきたとしても、アイリスが反応する指示(レイヤーを●●して)は出てこないと思うので大丈夫かと思います。
が、「アイリス」の呼びかけを省く連続モードというものもあります。
正直、このモードの時は誤作動するんじゃないかなーと思ってたんですが、使用二ヶ月の間に誤作動はありませんでした。
上述のとおり、アイリスが反応する言葉ではないからでしょう。
ちなみにアイリスがどう認識したかを教えてくれる、音声認識ログというものがあります。
参考までに、動画再生時のログを載せておきます。
見て分かるように、意味を成していない言葉を拾っているだけです
ペイントソフトには何も影響を及ぼしませんでした。
ちなみに、さいとうなおき先生の動画を流してましたw
それにしても、どうにかしてイラストに関係がある言葉を拾おうと頑張っている感じがして、愛おしいです………。
ラフとかさ………。
②指示をきちんと認識するか
結論:指示が伝わりづらくなった
こちらは残念ながら、影響が出ました。
百聞は一見に如かずということで、動画を見てください。
◆曲を聴きながら指示
Qbellさんの音声操作お試し②
— やまし@イラスト仕事受付中です。 (@yamacastle3) 2021年6月11日
曲を聞きながら操作したらどうなるか。
※私の声が出ます。 pic.twitter.com/OA9CiHnsIE
◆無音で同じ操作を指示
Qbellさんの音声操作お試し③
— やまし@イラスト仕事受付中です。 (@yamacastle3) 2021年6月11日
曲を聞かずに②と同じ操作をした場合。
※私の声が出ます。 pic.twitter.com/PeV7IiaZBi
伝わるときもあるけど、明らかに伝わってないときもあります。
一回伝わらなくなると、パソコンマイクに思いっきり口を近づけて指示しないと伝わりませんでした。
※もちろん、私のパソコンでの結果です。
②-①解決策
えー、じゃあ無音で作業かイヤホンしてイラスト描かなきゃいけないの? と思われたかもしれません。
が、思い出してください。
私の検証は「パソコンの内蔵マイク」での結果です。
そして、上の比較動画をツイートしたところ、Qbellさんからマイクを使うとだいぶ改善されますよと情報をいただきました。
▼特にこちらのマイクがオススメだそうです▼
ツイッターのスペースとかDiscordとかで話すこともあるでしょうし、アイリスの使い勝手も向上するならこの機会に買おうかと思います。
いやまぁ、そもそも音声認識ソフトなんだから、ちゃんとしたマイク使えよって感じかもしれません………。
面倒くさがってすみません。
4.TABMATEなど左手デバイス使っている人にも価値があるのか
結論:カスタマイズ要の場合もあるが、価値あり
- たまーに使うけど階層深くて面倒なんだよな………
- あの機能ってどこにあった? レイヤー?ファイル?
最初は煩雑かもしれませんが、設定してしまえばあとは楽ちんです。
5.方言・滑舌が悪くてもちゃんと反応する?
結論:誤認識が多いなら、登録しておけばOK
まず前提として、アイリスは登録されている文章(命令文)を認識したときだけ、操作が実行されます。
つまり、登録されていない文にはそもそも反応しません。
なので、ここで言う方言は、単語・表現の差異ではなく、イントネーションの違いということになります。
私も方言持ちなのですが、所感としてイントネーションの違いで誤認識はありませんでした。
そもそも「イントネーションによって返す操作を変える」という概念がないかも? と言う気もします。(私が勝手に思ってるだけです)
ただ方言や滑舌によって、アイリスに間違って伝わってしまう可能性はゼロではありません。
そういうときは、
- アイリスが聞き間違えない文章
- 自分が言いやすい文章
命令文をこれらに変更することで、だいぶ改善されます。
先ほども話に出てきた音声ログを出しておくと、ちゃんと認識されたのかどうかが分かります。
何回か指示をしてみると、全然伝わらん………って命令文が分かってくると思います。
それを伝わりやすい文章に変えるのです。
変え方は簡単で、動画でも説明してくださっています。
長くて言いづらいな!! って命令文を自分の好きな言葉に変えたりもできます。
実は、私も結構命令文変えていますw
長い文章面倒くさいし………
ちなみにログは、アイリスちゃんの上で左クリック⇒音声認識ログパネルにチェックで出せます。
以上で、検証(というほどのものではないけど)終わりです。
もちろん、慣れるまでは操作でまごつくと思います。
が、左手デバイスも クリスタなどのペイントソフトも同じで、慣れないものはまごつきます。
ですがそのうち慣れて、サクサク使えるようになります。
アイリスも一緒で、習うよりなれろです。
是非一度試してみてください!
◆公式URL⇒Qbell
よろしければポチッと押してください!